岩盤浴にはダイエット効果もあります。岩盤浴によるダイエットは、食事制限などによるダイエットに比べあなたの身体に負荷をかけることなく自然に行えるのが最大のメリットなのです。岩盤浴ダイエット、いわゆる痩せるという生理活動は、「エネルギーの吸収排除」と「エネルギーの燃焼力向上」にかかっています。食事制限によるダイエットは、「エネルギーの吸収排除」にあたります。一時的には効果が見られますが、身体に負荷がかかるために大部分は長続きせずリバウンドします。
日本における岩盤浴のルーツは、秋田県の玉川温泉と言われています。玉川温泉には地熱により暖められた「北投石」という岩があり、その岩の上で温まった人の病気の症状が和らいだ、治ったなどの話が絶えないため噂が広がり近隣・遠方問わず訪れる人が後を経たないと言われています。
日本でももともと「一汁一菜」などのコンセプトはデトックスに近いものがあり、今ではアメリカでブームなものが入ってきたおかげで日本でも古来ある健康の考え方に原点回帰した、という見方をしている専門家もいます。また最近では体だけではなく、心にストレスを溜めないことも新しいデトックスとして認識されつつあります。何もしないより
1分ダイエットをすることでデトックス効果があります。デトックスは今や21世紀には欠かせない、新しくも歴史のある健康法として脚光を浴びています。
岩盤浴の施設内の温度は通常40度前後、湿度は60~80%に設定されています。一般的なドライサウナは、温度75~100度、湿度5~15%で汗を引き出すため、皮膚が乾燥しやすく、肌へのダメージが高いのです。これに対し、岩盤浴はリラックスして発汗できる温度で、室内には水蒸気が放散されているため、肌にも優しいのです。「岩盤浴」という言葉がメディアで盛んに用いられるようになったのは2年ほど前です。とはいえ、秋田県の玉川温泉では、火山の地熱によって温められた岩盤の上にゴザ等を敷いて横になり、体を温める温熱療法が古くから行われてきました。玉川温泉には国の特別天然記念物に指定されている「北投石(ほくとうせき)」の岩盤があり、その石から発せられる微量の放射線が体内細胞の活性化、免疫力の向上効果をもたらすとして、多くの人々が湯治に訪れています。
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